聖光学院野球部の12年連続甲子園出場の記録。県大会の内容。甲子園での結果。監督が優秀?

今年も夏の甲子園が開幕し高校野球が盛り上がっています。

球児たちがひたむきに白球を追いかける姿を見るだけで胸が熱くなりますね。

出場校も誰でも知っている有名校や初出場の公立高校など様々な高校が地方大会を勝ち上がってきています。

その中でも福島県代表の聖光学院は今回、戦後最長となる12年連続出場を果たしました。

夏の福島県大会で12年間無敗の72連勝を達成しています。

その聖光学院の12年間の記録について振り返ります。

2007年 第89回大会(連続出場1年目)

準決勝までは楽に勝ち上がるも決勝の日大東北戦は接戦となり1点差で逃げ切って甲子園出場を決める。この年から連続甲子園出場記録が始まる。ちなみに2006年は出場していないものの2004、2005年は連続出場しています。

県大会

2回戦 聖光学院13  –  1好間

3回戦 聖光学院7  –  1小高工

4回戦 聖光学院6  –  2福島

準々決勝 聖光学院8  –  2湯本

準決勝 聖光学院8  –  4東日本国際大昌平

決勝 聖光学院4  –  3日大東北

甲子園

3回戦まで進出するも広島県代表広陵高校に敗れました。

この時の広陵高校は現広島カープの野村祐輔を擁し決勝まで進み準優勝しています。

1回戦 聖光学院11  –  7岩国

2回戦 聖光学院6  –  4青森山田

3回戦 聖光学院2  –  8広陵

2008年 第90回大会(連続出場2年目)

県大会

決勝戦では9回表に3点差を追いつかれ同点とされるも9回裏にサヨナラヒットを放ち2年連続甲子園出場を決める。

2回戦 聖光学院3  –  2あさか開成

3回戦 聖光学院11  –  1安達

4回戦 聖光学院7  –  3会津工

準々決勝 聖光学院7  –  2学法石川

準決勝 聖光学院9  –  2小高工

決勝 聖光学院4  –  3郡山商

甲子園

準々決勝まで進むも、横浜高校戦で現横浜DeNAベイスターズ筒香選手に満塁を含む2HRを浴びて敗退

2回戦 聖光学院9  –  2加古川北

3回戦 聖光学院5  –  2市立岐阜商

準々決勝 横浜15  –  1聖光学院

 

2009年 第91回大会(連続出場3年目)

エース横山を中心とした守り勝つ野球で危なげなく優勝し3年連続甲子園出場を決める

県大会

2回戦 聖光学院5  –  1双葉翔陽

3回戦 聖光学院6  –  1福島東

4回戦 聖光学院9  –  2田村

準々決勝 聖光学院5  –  1学法福島

準決勝 聖光学院3  –  0光南

決勝 聖光学院5  –  3東日本国際大昌平

甲子園

2回戦 聖光学院3  –  6PL学園

2010年 第92回大会(連続出場4年目)

県大会

2年生エース歳内宏明(阪神タイガース)が武器のスプリットを駆使して好投し危なげなく優勝し4連覇達成

2回戦 聖光学院9  –  0郡山商

3回戦 聖光学院6  –  4白河旭

4回戦 聖光学院11  –  0大沼

準々決勝 聖光学院5  –  1会津工

準決勝 聖光学院9  –  2小高工

決勝 聖光学院3  –  0光南

甲子園

島袋洋奨擁する興南高に準決勝敗退。興南高校はこのまま勝ち続け決勝を制し春夏連覇を果たす。

2回戦 聖光学院1  –  0広陵

3回戦 聖光学院5  –  2履正社

準々決勝 聖光学院3  –  10興南

2011年 第93回大会(連続出場5年目)

県大会

エース歳内が完璧なピッチングを見せ5連覇達成。この年のメンバーは歳内→阪神、横山→楽天、園部→オリックスの3人が後にプロ入りを果たす。

2回戦 聖光学院10  –  0小野

3回戦 聖光学院11  –  1田村

4回戦 聖光学院10  –  0喜多方

準々決勝 聖光学院7  –  1白河

準決勝 聖光学院5  –  0いわき光洋

決勝 聖光学院4  –  0須賀川

甲子園

釜田佳直(楽天)擁する金沢高校に惜敗。歳内ー釜田の好投手対決が話題となる。

1回戦 聖光学院5  –  4日南学園

2回戦 聖光学院2  –  4金沢

2012年 第94回大会(連続出場6年目)

県大会

エース岡野を中心とした守り勝つ野球で危なげなく優勝し6連覇達成

2回戦 聖光学院7  –  0東日本国際大昌平

3回戦 聖光学院5  –  1安積

4回戦 聖光学院9  –  2いわき光洋

準々決勝 聖光学院9  –  0磐城

準決勝 聖光学院4  –  0光南

決勝 聖光学院14  –  2学法石川

甲子園

聖光学院2  –  1日大三

聖光学院 4 –  11浦和学院

2013年 第95回大会(連続出場7年目)

県大会

準々決勝学法石川戦は4-8から逆転勝利、決勝戦日大東北戦は9回裏に追いついて10回裏にサヨナラ勝利と接戦をものにして7年連続の甲子園出場を決める。

2回戦 聖光学院10  –  0郡山商

3回戦 聖光学院10  –  0会津西連合(西会津・喜多方東・坂下)

4回戦 聖光学院8  –  1福島商

準々決勝 聖光学院10  –  9学法石川

準決勝 聖光学院8  –  2小高工

決勝 聖光学院5  –  4日大東北

甲子園

1回戦 聖光学院4  –  3愛工大名電

2回戦 聖光学院1  –  2福井商

2014年 第96回大会(連続出場8年目)

決勝までは楽に勝ち上がるが、決勝の宿敵日大東北戦では2-6の4点ビハインドで9回裏2死まで追い込まれるも執念の連打で追いつき11回裏にサヨナラヒットで死闘を制し8年連続出場を決める。

県大会

2回戦 聖光学院27  –  0岩瀬農

3回戦 聖光学院10  –  0郡山商

4回戦 聖光学院2  –  0小高工

準々決勝 聖光学院15  –  0若松商

準決勝 聖光学院4  –  0いわき光洋

決勝 聖光学院7x  –  6日大東北

甲子園

初戦から戦線をものにし準々決勝まで勝ち上がるも日本文理に敗れる

1回戦 聖光学院2  –  1神戸国際大附

2回戦 聖光学院4  –  2佐久長聖

3回戦 聖光学院2  –  1近江

準々決勝 聖光学院1  –  5日本文理

2015年 第97回大会(連続出場9年目)

エース森久保の好投と4番キャッチャー佐藤の打撃で勝ち上がる。決勝戦は日大東北を戦線の末に振り切り9年連続の甲子園出場を決める。

県大会

2回戦 聖光学院10  –  0勿来工

3回戦 聖光学院10  –  0相馬

4回戦 聖光学院7  –  1郡山

準々決勝 聖光学院9  –  0田村

準決勝 聖光学院6  –  1福島工

決勝 聖光学院3  –  2日大東北

甲子園

2回戦でエース小笠原慎之介擁する東海大相模に敗れ初戦で敗退。東海大相模は決勝で仙台育英の佐藤世那との投げ合いを制し優勝を果たす。

2回戦 聖光学院1  –  6東海大相模

2016年 第98回大会(連続出場10年目)

決勝戦光南戦では2-4で迎えた8回裏に4点を加え逆転勝利で大台となる10年連続甲子園出場を決める。

県大会

2回戦 聖光学院10  –  0大沼

3回戦 聖光学院4  –  0いわき総合

4回戦 聖光学院6  –  5喜多方

準々決勝 聖光学院6  –  2小高工

準決勝 聖光学院7  –  3日大東北

決勝 聖光学院6  –  5光南

甲子園

ベスト16に進出するも北海高校に敗れる。北海高校はこの後決勝まですすみ準優勝する。

2回戦 聖光学院5  –  3クラーク記念国際

3回戦 聖光学院5  –  2東邦

4回戦 聖光学院3  –  7北海

2017年 第99回大会(連続出場11年目)

圧勝で危なげなく決勝戦まで駒を進めるが、決勝のいわき光洋戦はシーソーゲームとなり劇的なサヨナラ勝ちで11年連続甲子園出場を決める。

県大会

2回戦 聖光学院13  –  0本宮

3回戦 聖光学院7  –  0喜多方

4回戦 聖光学院8  –  0会津

準々決勝 聖光学院5  –  0小高産業技

準決勝 聖光学院6  –  2日大東北

決勝 聖光学院5x  –  4いわき光洋

甲子園

4回戦で広陵高校対戦するも、4-4で迎えた9回表に中村奨成に2ランホームランを打たれ敗戦。

1回戦 聖光学院6  –  0おかやま山陽

2回戦 聖光学院5  –  4聖心ウルスラ

3回戦 聖光学院4  –  6広陵

2018年 第100回大会(連続出場12年目)

準決勝いわき海星戦は序盤にリードを奪うも9回に1点差まで追い詰められるが、逃げ切って12年連続の甲子園出場を決める。

県大会

2回戦 聖光学院9  –  1安達

3回戦 聖光学院13  –  1岩瀬農

4回戦 聖光学院11  –  1日大東北

準々決勝 聖光学院7  –  1いわき光洋

準決勝 聖光学院3  –  2いわき海星

決勝 聖光学院15  –  2福島商

甲子園

報徳学園の好打者小園が2塁打3本、3得点と活躍し初戦で敗退

2回戦 聖光学院2  –  3報徳学園

連続出場のまとめ

成績

12年連続出場はすごいことですが、どの年も楽勝で優勝を飾ったわけではないのが意外でした。劇的な逆転勝利やサヨナラ勝利も何度かあります。宿敵日大東北とは7回戦って全勝、うち3回は決勝戦という結果になっています。対戦相手の分析も優れているのかもしれませんね。

ちなみに連続出場の始まった2007年以来、春と秋の県大会では合計3回負けていますが、夏の大会だけは無敗の72連勝と夏の大会では無類の強さを発揮しています。きっと野球の神様が味方してくれているのでしょうね。この記録がどこまで続くのか今後が楽しみです。

福島県大会の成績とは逆に甲子園では最高で準々決勝止まりと苦戦が続いています。しかしよくみると敗れたチームは後に決勝進出している場合が多いのでツキがないといってもいいと思います。

監督が優秀?

これだけの成績を残している監督はどんな人なんでしょうか。

氏名 斎藤智也
出身地 福島県福島市
生年月日 1963年6月1日
経歴
選手歴
• 福島県立福島高等学校
• 仙台大学
監督歴
• 聖光学院高等学校

指導の信条は野球、生活態度、人間育成、特に人間育成を重要視しているそうです。

もう一人の指導者、横山博英部長との二人三脚体制で指導しているのでそれも効果的なのかもしれませんね。

福島県外からの入学者が多いので他県からの引き抜きなどの批判が多いですが、どうやらスカウトは行なっていないようです。純粋に素晴らしい指導と甲子園に出場できる実績に憧れて入学希望者が殺到しているようです。2014年には部員が164人いたなんて情報もあります。

2019年以降の聖光学院の活躍に目が離せません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。